NPO MET

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       特定非営利活動法人
       Medical Exercise and Training

東日本大震災の被災者支援活動

2011年3月11日(金)の午後に発生しました地震および津波の被災者の方々に
心からお見舞い申し上げます。
また、このたびの被災によりお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げ、哀悼の意を表します。

METでは3月29日に宮城県東松島市へ支援物資の搬送と、「廃用症候群予防(深部静脈血栓症:DVT予防を含む)」ためにスタッフを派遣いたしました。

東日本大震災支援活動報告

御礼

この度は東日本大震災支援活動にご賛同、ご支援、
ご協力頂きました皆様に御礼申し上げます。


アルケア株式会社様
  弾性ストッキング段ボール3箱提供頂きました。

飯島整形外科 院長 飯島 譲先生
  レトルトカレー160食、ワカメスープ60食、ガスボンベ段ボール1箱提供頂きました。

トータルインテリア笠原様

歯科診療所新宿NS 院長 門上 浩慈先生
  歯ブラシ段ボール1箱提供頂きました。

みやぎ東部循環器科 院長 菊地 雄一先生

喜楽様 
  パン

五嶋しのぶ様
  ウェットティッシュ3袋

大東文化大学ラグビー部様 
  カップ麺200食、カップご飯90食、キャンプ用ガスコンロボンベ、
  サランラップ段ボール一箱、マスク段ボール一箱、ウェットティッシュ段ボール一箱
  カセットコンロ10台、バンテージ20本等提供頂きました。

つくば市民大学様
  カセットコンロ3台、ガスボンベ段ボール4箱、成人用オムツ段ボール1箱、
  生理用品段ボール1箱、カイロ段ボール1箱提供頂きました。

中西哲男様

牧内接骨院様
  ガソリン携行缶70リットル分、移送車両一台提供頂きました。

株式会社 丸十様

武蔵ヶ丘短期大学様
  シュラフ4つ提供頂きました。

ミッブ株式会社様
  生鮮野菜

森田明男様 
  ウーロン茶段ボール一箱、お菓子、折りたたみ自転車、
  鍋1つ、ヤカン1つ等提供頂きました。

山野井裕子様 板子伸子様
  子供用衣服、文房具、菓子等提供頂きました。


平成23年4月8日現在

平成23年10月16日

10月15日

 今回の記事は稲川(柔道整復師)が担当します。

 10月15日、熊谷で大学ラグビーのサポートを終えた山田理事長と中島事務局長と合流。あいにくの雨の中、クルマは一路東北へ。仙台駅で臨床心理士の熊本副理事長と、鍼灸マッサージ師の河合先生(NPO ストレッチング協会)と合流。その後さらに北上し、東松島市へ到着。今回の訪問でも、みやぎ東部循環器科・菊池先生のご厚意に甘え、リハビリ室に宿泊させていただきました。

到着した後は、今後の活動方針についてのミーティングを行いました。石巻市では、ピーク時には259ヵ所の避難所で約5万人が避難生活を送っていましたが、10月10日にすべての避難所が閉鎖。今まで私たちは、石巻市の牡鹿半島を中心に避難所を巡って活動をしてきました。しかし、このたびの全避難所の閉鎖を受け、今後のアウトリーチについて再考しなければなりません。今まで私たちが避難所で出会った方々は、すでに仮設住宅や賃貸住宅に入居され、様々な一歩を踏み出されています。復興に向け、着々と時間は過ぎています。そんな今だからこそ、私たちができることは何か。議論は遅くまで続きました。

10月16日

 さて、明くる16日、早朝から活動スタート。宿泊先のとなりには某牛丼チェーン店があり、まずは腹ごしらえ。思えば3月に初めて訪問したときにこのお店は、営業できる状況ではなく、お店は泥だらけ、駐車場には多くの瓦礫が散乱している有り様でした。

 朝食の後、情報収集のため石巻専修大学へ向かいました。一時はボランティアのテント村が活況を呈し、ボランティアの活動拠点としてフル稼働していたキャンパスも、震災から7ヵ月が経過した今、週末であるにもかかわらず閑散としていました。ボランティアセンターで避難所閉鎖後の大まかな仮設住宅の設置状況などの情報のほか、ボランティアによる支援活動や行政によるサービスをめぐる「変化」についての情報も得ました。震災直後の混沌とした状況下では、やむを得ない地域格差が存在していましたが、現在は地域ごとに「公平性」が求められるということでした。私たちのような小規模チームによる活動では、「公平性」の観点から考慮すると限界があります。他機関との連携を図りながら、小規模チームならではの機動力を活かした支援活動を続けていこうと話し合いました。

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おなじみの道を通り、クルマは牡鹿半島へと進みます。まず、蛤浜を訪問しました。津波で土台だけになってしまった場所に、新たな建造物が建てられていました。いつも訪問させていただくお宅は残念ながらご不在でした。しかし出かける用事や場所があるということは、日常が戻ってきているということでもあります。




その後、峰耕寺へ向かいました。避難所となっていたお寺に人の気配はありませんでしたが、近くに仮設住宅を発見し訪問しました。そこには、峰耕寺で顔なじみとなった皆さんが新たな生活をスタートさせておられました。
 「上がってけ」と声をかけていただき、施術チームは何軒かに分散してアンケートにお答えいただいた上で施術をさせていただきました。施術の後、「お昼食べていって」と勧められ、遠慮申し上げたのですが、「もう作っちゃったから」ということで、ありがたくいただきました。心づくしのおひるごはん、恐縮しましたが、本当においしくありがたく感じました。「いちばん大変なときに助けてくれた恩は、一生忘れないよ。また来てね」。そんな涙が出るような言葉もいただき、同時に継続しての支援の重要性を感じました。

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 さて、峰耕寺の後は、ここもおなじみとなったドライブイン瑞光さんへ。しかし仕出しのお仕事でお忙しいらしく、お父さんもお母さんもご不在でした。ここでも、仕事で忙しいということは日常が戻りつつあることなのだと感じました。
続いて、給分浜を訪問しました。ここにもたくさんの仮設住宅が建設されていました。私たちは以前訪問させていただいた、津波を免れたお宅を訪問し、ご夫婦にアンケートと施術をさせていただきました。「趣味の会もなくなっちゃって、生きがいも何もないべ」という言葉が印象的でした。被災前の生活が戻りつつある今、今後は生きがいや充実感などが求められていくのであろうと感じました。

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その後、さらに牡鹿半島を回り、いくつかの旧避難所を巡回しました。いつも訪問させていただく十八成浜の避難所にも人影はなく、仮設トイレも撤去され、電話させていただいた方も今日は外出しているとのこと。また、雄勝町の皆さんは各所に散り、電話させていただいた方は雄勝のPRで東京に来ているとのことでした。ここでもそれぞれの一歩を感じました。

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日も傾き始めたころ、私たちは、次回訪問のために仮設住宅の場所を確認しながら帰路に就きました。牡鹿から石巻市街に戻るときは女川町を経由しました。ここはいまだ道路状況も悪く、倒壊したビルがそのままになっていました。ここに街を再建するのか否か。復興するにあたり、重大な選択を迫られているのであろう多くの人々のことを思わずにはいられませんでした。


今後さらに討議を重ね、NPO METは、支援を継続して参ります。

平成23年8月6日

8月6日

 7時頃起床、朝食を済ませた後活動を開始しました。
 石巻の市場を通過の際、1ヶ月前よりも道がきれいになっていたものの、学校のグラウンドや駐車場などに集められていた瓦礫の量は、想像を絶するものがありました。しかしここまで状態に改善させてきた、住民の方や自衛隊、ボランティアの方々の努力・忍耐力の凄さを痛感しました。

本日の活動は、蛤浜から開始。
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今回の活動より、震災による精神面への調査も行ため、アンケートのご協力を依頼しました。意図を説明したところ、快く承諾してくださいました。訪問をさせていただいた時には、お二人だけでした。他の方のことを伺ったところ、皆さんは市場に仕事に行っているとのことで、少しずつではありますが、石巻市場が一部再開されているということを知りました。蛤浜を後にする際、笑顔で「nice try」、そして「またね」と声をかけていただき、活動を継続していくことの大切さを感じました。


続いて峰耕寺に向かいました。十八成浜同様に男性の姿はなく、みなさん仕事に出ているとのことでしたが、昼食になり数名男性が帰宅しました。施術をしていると、「そっちは放射能大丈夫か?」と心配してくださる方もおり、石巻の方々の温かさを感じました。さらには、心地よい風が本堂を通り抜け、近隣の森から数羽の鶯によるさえずりが聞こえるなど、自然の素晴らしさも感じました。

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次いで、我々の協会ではクジラ料理で有名となっている、ドライブイン瑞幸へ向かいました。残念ながら本日は休業日ではありましたが、社長は奥様と共に在宅中でお会いすることはできました。表情や仕草などから、お互いを支え合っている雰囲気が感じられ、心温まる一時でした。ドライブインを後にする際、2人揃って見送りをしてくださり「また来てね」の一言。私たちにとっても、励みとなる一言でした。

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さらに半島の奥へ車を進めましたが、次の避難所の方と連絡が取れず、今回は断念。次回は優先して、訪問をさせていただく事にしました。

一度、石巻市内に戻り昼食を摂るため、毎度おなじみとなってきた中華料理店「温州菜館」へ。最後に向かう避難所に向けて、栄養補給を行いました。

最後は大川小学校の先にある避難所へ。市街の風景とは違い、瓦礫の撤去は進んでいないように見られました。しかし災害後を見ているスタッフからは、風景の変化に驚きの声が上がっていました。少しずつ、されど確実に復興に向けて歩みを進めているのだと感じられました。

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避難所に着いた時には、他の避難所同様に仕事に出ている方が多く、夕方には帰宅するとのことでした。しかし、我々の帰宅時間も考えると状況的に厳しく、施術は断念。次回、優先的に訪問をさせていただく事にしました。

今月の10日から、仮設住宅の受け渡しが行われる避難所が多いようです。しかし、皆さんの口から聴こえた言葉は、必ずしも喜ぶ声だけではありませんでした。救援物資の分配や、今まで支え合ってきた方々と離れて暮らすことの不安など、私達には分かり得ないものを抱いているのだろうと感じました。しかし同時に、周囲の方との絆を深めた方達の力強さも感じとることができました。今後も継続して、石巻市をサポートしていきたいと思います。

平成23年8月5日

8月5日

 今回の報告書は佐藤(理学療法士免許取得中)が担当いたします。私と小林先生(アスレティックトレーナー)は、初めてMETの支援活動に参加させていただきました。

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今回の参加メンバーは、山田先生、中島先生、小林先生と私で向かいました。
 渋滞に巻き込まれることなく、今回も宿泊でお世話になる「みやぎ東部循環器科」に19時頃に到着。2ヶ月前には津波によって木材で覆われていたパチンコ屋が、営業を開始しており、少しずつ活気が戻ってきてした。
 夕食は地域復興を願い、地元の飲食店に出かけました。お食事をさせていただいたお店の女将さんや店主から震災の話を伺い、改めて震災の大きさを痛感しました。お店も津波で腰の高さ程浸水はしたとのことでしたが、現在は常連さんと共に笑い声がこだまし、活気を取り戻しつつありました。そこに加え、小林先生のどんぶり3杯の食欲は、店主をはじめ常連さん達を驚かせていました。

平成23年6月26日

6月26日

 今回は当NPO副理事で、臨床心理士の先生である熊本先生が一緒です。
熊本先生は臨床心理の面から今回被災地訪問をサポートしてくれる先生です。
また、今回は私のゼミ生2名(佐藤君、山口君)も熊本先生のお手伝いに来てもらいました。さらに心強いことに稲川先生と河合先生も先月に引き続き同行してもらいました。このお二人方は私(山田)のわがままをよく聞いてくれる、本当に心やさしいスタッフ達ですので、非常に心強かったです。
 今回は当NPOが中野サンプラザで6月25日開催した「Real Strength Coachセミナー」があったため、集合を中野サンプラザになりました。講習会が終了し、講師の有賀誠司先生(東海大学スポーツ医科学研究所 教授)と歓談した後、夜の11時45分から出発いたしました。
 道中眠ってはいけないと思いながら、必死で熊本先生と会話をしましたが、到着間際に力尽き、うとうとしてしまいました(熊本先生に申し訳ないと思いつつ…)。そのころ車の後ろに乗っている私のゼミ生は爆睡中でした・・・・・。
 石巻到着午前4時に、私の目を覚ますような運転を河合先生がしていただいたおかげで、すっかり目が覚めました。石巻市内はかなり復興が進んでいる様子。町にある瓦礫がかなり片付けられておりました。到着後市内のファーストフードで朝食を済ませると、さっそく活動へ向かいました。
 今回より、熊本先生の指示のもと、避難所生活が長期化した被災者の方々の心理的な影響と、柔道整復師の先生やアスレティックトレーナーの先生の行うマッサージやストレッチの即時効果に関する心理調査を行うことになりました。
 今回は、十八成浜、峰耕寺、雄勝町の明神児童公園とまわり、活動をしてまいりました。
 写真はその一部です。まだ牡鹿半島や雄勝町は瓦礫撤去などは市内と比べてかなり遅れている様子。それでも5月に比べてかなり堆積量は減っておりました。

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 今回の活動で、月1回の私たちの活動も皆様が待っていると思うと継続の重要性を改めて痛感いたしました。NPO法人METは今後も活動を継続いたします。

平成23年5月22日

5月22日

 本日は雨です。
 本日は以前クジラ料理をいただいたドライブイン瑞幸より活動開始です。
 前夜は運動会の打ち上げでかなり盛り上がっていた様子。こちらではご高齢の夫婦への対応をさせていただきました。このご夫婦は20年間頼りにしていた整骨院が被災してしまい通院することができなくなってしまい困っていたところ、GWの前回と今回の訪問に対して感謝していただきました。

次に福貴浦へいき、昨日来ることができなかったことをお詫びして活動しました。

最後に石巻専修大学へ伺い、今後の活動方針について必要な情報を聴取してまいりました。

一日半の活動でしたが、GW中に回っていただいた長畑先生のおかげで、活動もスムーズに行うことができました。半島および雄勝町の復興は石巻中心部と比べて、あまり進んでおらず、今後も時間がかかることが予想されます。避難所の方々も仕事も始まり、自宅の片付けもあり疲労が蓄積している様子。今後も継続的に石巻の牡鹿半島と雄勝地区をサポートしていきたいと思います。

平成23年5月21日

5月21日

 約1カ月ぶりの石巻です。今回はMETメンバー稲川先生(柔道整復師)、中島先生(柔道整復師)、私山田に加え、長畑先生が理事長を務められている日本ストレッチング協会より河合先生(日本体育協会公認アスレティック・トレーナー、鍼灸・あん摩・マッサージ・指圧師)に参加していただきました。宿泊は前回同様、みやぎ東部循環器科にお世話になりました。

 本日は朝7時起床。前夜は以前より頻繁に出入りしている中華料理店「温州菜館」にて栄養補給をしたためか、朝から皆さんエネルギッシュな雰囲気でやる気に満ち溢れておりました。

 最初に峰耕寺より活動開始。皆さんに久しぶりにもかかわらず覚えていただいておりました。「体操は?」の問いかけには「やっぱり、なかかなできないねぇ・・・・」といった具合でしたが、最近では自宅の片付けで十分な運動になっている様子。皆さん腰痛の訴えが多かったです。中島先生、稲川先生、河合先生のスペシャルなストレッチとマッサージで皆さん笑顔でした。山田はばね指の女性と腰痛の男性を診察して運動指導などを行いました。

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蛤浜では自宅で休まれている老夫婦を訪問。御無沙汰していたにもかかわらず、ここでも覚えていただいておりました。



 次に向かったのは荻浜小学校。なんと本日は運動会!我々も急遽地元の人々に交じって運動会に参加。玉入れ、綱引きに、日赤チームや地元ボランティアチームに混ぜてもらい参加しました。稲川先生の参加したチームが綱引きで優勝し、記念品もいただいちゃいました(後日みやぎ東部循環器科に寄付ました)。山田、中島先生、河合先生は参加賞だけでした。

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 その後、福貴浦に向かいましたが、お昼御飯の最中でしたので明日に伺うことにして、半島の先へ進路を進めました。給分浜で活動再開。山田は子供とカメで遊んでいる最中、先生方は懸命に治療していただきました。ここでは92歳の男性(以前のレポートで腹筋ができる姿勢のしっかりしたかた)に再会しました。
 更に進路を先に進め、十八成浜にて活動。自宅にて休まれている方も訪問。以前弾性ストッキングを処方した方も使用していただいておりました。

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 半島を回って感じたことはやはり、復興が以前と比べてあまり進んでいないことです。市内の中心部はかなり進んでおり飲食店、コンビニもやっているにもかかわらず半島では、未だに支援物資が頼りになっているところです。
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牡鹿半島を後にして、次に向かったのは雄勝町の明神児童公園です。ここではお風呂にはいれるようになった皆さんが風呂上がりにストレッチに来てくれました。「覚えてるよ」「待ってたよ」などありがたいお言葉をいただきました。



 雄勝町も牡鹿半島同様で復興はあまり進んでいませんでした。仮設住宅もたった31棟しか用意されないという現状に私もショックを受けました。飲食店、コンビニなどすべて倒壊してしまった街に仮設住宅を設置しても、ジュース1本買うにも市内の中心部まで買いに行かなければならない状態です。ライフラインの整備と商業施設の整備を同時に行わなければ雄勝に残りたくても残れない現状があるのではないかと思いました。

 雄勝町を最後に本日の活動は終了(19時)。石巻市街地へ戻る途中、大川小学校のあった北上川の河川敷付近は未だ通行止めでした。道中いろいろなところを見て感じたことですが、短期間にここまで道路状況などを改善したり、瓦礫を撤去したりすることは並大抵のことではなかったと思い、まさに住民の方々やボランティアの方々の努力と忍耐力の凄さを改めて実感させられました。また本当に献身的に活動されている自衛隊の素晴らしさに頭がさがる思いです。我々も少しでも皆さんのお役に立てれるよう活動を継続していくつもりです。

平成23年4月8日

10日目

昨晩は平沼先生(大東文化大学ラグビー部)による報告でしたが、地震の影響でアップができませんでした。


昨晩の話から始めます。

 皆様ご存じのように4月7日深夜に宮城県沖を震源地とする震度6の地震が発生しました。われわれは夕食を済ませて明日のミーティングをしておりましたところ、23時35分大きな揺れを感じ、その揺れはしばらく続きました。地震の揺れが治まると我々は下の1階の病棟へ向かい、患者さまをはじめとする病院スタッフの方の状況を確認しにまいりました。そこではラジオが大きな音で流れており津波警報が出ていることを知りました。

 停電の状況下で看護師さんたちの指示に沿って懐中電灯を持って、患者さまたちへの対応を手伝いました。途中、本日巡回した鮎川避難所付近まで津波が来たという速報が入り、落ち着きませんでした。患者さまへの対応が終了した後に、断水を予想して大きなポリバケツ数個にたくさんの水をくみ出しました。それらの作業中津波警報が解除になったため一安心して、部屋に戻り緊急対応できる状態で就寝しました。


 朝起きると、停電はそのままで断水状態でした。みやぎ東部循環器科も休診です。昨晩の揺れでカルテ庫の棚が倒れており、カルテが散乱していたためカルテ庫の棚をもとの位置に戻すのを手伝いました。その後、廊下などの崩れ落ちたものなどを綺麗に掃除して、10日間お世話になった我々の基地となっていた部屋を片付けて出発の準備です。

 朝、菊地院長先生とお別れのご挨拶をさせていただきました。その際、食糧などの物資でまだ手をつけていないものは循環器科の看護師さんや放射線技師さん、事務の方々へ配らせていただきました。彼らも被災者でありながら地域の医療のため頑張っていらっしゃる方々です。中にはまだ自宅に帰ることができない状態で避難しながらお仕事に来ている方もいるとのこと。同じ医療に関わるものとして頭の下がる思いです。


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 午前11時30分、みやぎ東部循環器科事務長にお世話になったことのお礼を申し上げ、再度この石巻の支援のために戻ってくることを約束して出発いたしました。




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 本日は雄勝地区の明神児童公園と森林公園で活動予定です。
途中、大川地区を通りました




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明神児童公園ではタバコをお届けしました。医師としてこの行為はどうかといわれるかもしれませんが、この現状では私たちはあえてこの選択をいたしました。中島事務局長と平沼先生は非常に評判がよく、皆様の笑顔がとてもうれしく感じました。

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 その後森林公園では右の上腕骨外上顆の方へストレッチ指導とテーピング指導をして本日の活動を終了。



 石巻での滞在をいったん終了し、一路埼玉県川越市の本部へ向かいました。





 今回の活動で回った避難所
●雄勝地区
明神児童遊園、森林公園

●牡鹿半島地区
鮎川集会場、新山生活センター、十八成浜、給分浜個人宅、小網倉個人宅、
泊コミュニケーションセンター

●荻浜地区
荻浜中学校、荻浜小学校、東浜中学校、峰耕寺、蛤浜集会所、月浦民家、
狐崎浜漁村センター、福貴浦会館

●湊地区
湊中学校

●渡波地区
渡波小学校、渡波中学校

以上19か所です。

 さて、NPO MET 理事長の山田が安全対策顧問をしている関東医歯薬ラグビーリーグの青山会長より昨日ご連絡をいただき、関東医歯薬リーグが石巻市に入れ歯洗浄剤を寄付することになったと報告いただきました。
入れ歯の洗浄剤はなかなか支援物資の中には入ってこないようで非常に感謝されることと思います。

 今回の滞在では、牡鹿半島や雄勝町の住民の方々とふれあい、今後のNPO METとして支援活動の方向性の糸口をつかむことができたと思います。

我々は今後も被災地の皆様をこの石巻中心に支援し続けます。今後の活動も随時ご報告させていただきます。

 最後になりましたが、今回の支援活動にご協力いただいた皆様方にこの場を借りて感謝を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。

今回支援いただいた方々および企業
企業および団体
アルケア株式会社様、大東文化大学ラグビー部様
つくば市民大学様、牧内接骨院様、武蔵ヶ丘短期大学様
ミッブ株式会社様、喜楽様、トータルインテリア笠原様、株式会社 丸十様

医院
みやぎ東部循環器科 院長 菊地 雄一先生
飯島整形外科 院長 飯島 譲先生
歯科診療所新宿NS 院長 門上 浩慈先生

その他
中西哲男様 五嶋しのぶ様 森田明男様 
山野井裕子様 板子伸子様

平成23年4月7日

9日目

本日は、平沼大輔(大東文化大学ラグビー部)が報告させて頂きます。

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本日は初めに峰耕寺へ向かいました。
うがい薬やハンドクリームなどの物資をお届けしました。
数回目の訪問と言うこともあり、山田先生の顔も覚えて頂いていました。


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初めに中島先生の運動療法を行いました。
中島先生先導のもと明るい笑顔や明るい笑い声がお寺の境内に響き、とても和やかにおこなわれました。

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その傍らで私はお姉さま方のマッサージを行いました。私の出身は埼玉で、あまり方言がありませんが、宮城の方言で「までに」と言う言葉ありました。意味は「丁寧に」と言う意味だそうです。お姉さまより指摘を受け、更に「までに」施術をさせていただきました。
また一度、埼玉県上福岡市にお住まいになったお姉さまがいらっしゃりローカルなお話で盛り上がってしまいました。


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次に荻浜中学校へ行きました。前回伺った際に、カレーをご馳走になったこともありレタスをお届け致しました。この荻浜中学校はこの辺りを統括している本部が置かれており、皆忙しく仕事をしていました。

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こちらでも中島先生と私で施術をさせて頂きました。事務作業が多いようで特に肩・腰の要望が多くありました。東洋医学では心の心配は背中に出ると授業で習った思い出がありますので入念に施術をさせて頂きました。
また廊下ではお姉さまの大きなあいさつ、大きな声が響き私も見習わなければいけないと感じました。


次に約束していた福貴浦へは時間があったため、さらに支援活動ができるところはないかと牡鹿半島を周りました。その途中、鶏(養鶏場より脱走したそうです)に車道を遮られながらも福貴浦へ到着しました。

福貴浦では子供が多く、昨日プレゼントしたボールで遊んでいるのを見かけ、長畑先生も喜ぶことと思います。
また子供のいる避難所では明るい声が響き、自然と笑顔があふれていると感じました。

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さらに自作でお風呂を作成した方がおられ、施術させていただいた方は皆ポカポカの状態で施術を受け、効果は抜群だったのではないでしょうか。


福貴浦をあとにし、19時から石巻専修大学でNPOのミーティングに参加しました。
さまざまな団体が存在し、皆それぞれがそれぞれの分野で被災地・被災者のために汗を流していることに改めで気づかされました。




最後に4月7日23時30分ごろ、拠点としている病院で震度6強を体験いたしました。病院に拠点を置かせていただこともあり、入院している患者様もおられ、避難の準備や断水に備え水を蓄える作業をしました。


幸にも津波の被害はなく、地震による影響もこの病院ではありませんでした。
現在は余震に揺られながら、さらに停電の中この文章を書いております。
この2日間私の出来ることは本当に小さいものだと思いますが、この経験を生かしあと1日私の出来る小さなことを出来ればと思います。

平沼大輔



平成23年4月6日

8日目

本日は昨日同様チーム長畑とチーム山田の二手に分かれて支援活動を行いました。


午前中は2チーム一緒に活動しました。
蛤浜の避難所へ4日ぶりへ伺いました。お約束していた氏神様のお祭りに使用する「もち米、キュウリ」をお届して、更にNPO METより新鮮トマトとキャベツ、レタス、卵をお届けいたしました。あとお姉さま(おばあちゃんとお呼びしたら怒られましたので・・・・・)の要望であったニット帽もお届けしました。ちなみにこのニット帽は当NPO理事の一人筒井さんの私物だそうです。お姉さまには気に入っていただけました。

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本日は給水車が来ており、皆で避難所までの水運びをお手伝いいたしました。



今までの蛤浜には老人と小学生しかいませんでしたが、中学生と高校生が帰ってきておりました。

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いつも通り活動し、在宅の高齢者宅へも出向きケアいたしました。在宅ケア中、お姉さまより被災した時の状況をお聞きしました。

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蛤浜の後に東浜小学校で廃用予防のレクチャーと直接的な指導を行いました。みなさん笑顔でストレッチやセルフエクササイズを覚えていただきました。皆様が活動中、山田と長畑先生は富貴浦の避難所(子供が30名いるところ)へ子供用の遊具を届け、一昨日頼まれていたお酢も届けました。お酢は非常に奥様達が喜んでくれました。

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東浜小学校へ行った後、狐崎浜の避難所へ行きましたが、皆様自宅の片付けに出かけており、動けない方はいらっしゃいませんでした。一応廃用予防のポスターを貼り、配布資料を置いておきました。


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その後、ドライブイン瑞幸へ行き、活動を行いました。ここでもお酢とキュウリとキャベツと卵は非常に喜ばれました。

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瑞幸の後、二つのチームに分かれて活動。チーム長畑は荻浜小学校でストレッチ指導と軽運動指導。チーム山田は十八成浜で活動開始。以前必要物品として靴の要望があった方へ靴を差し上げました。また避難所へはキュウリとキャベツとお酢を差し上げました。いづれも牡鹿半島の避難所です。十八成浜では在宅の高齢の女性でいつも動かない2名の方へ診察を行い、弾性ストッキングを処方しました。またその女性の1名をお世話している女性の診察を対応しました。その後避難所でケアおよび体操指導を行いました。

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十八浜の後、荻浜小学校へいていたチームと合流し、本日帰京するチーム長畑へ別れを告げて最後の訪問地である給分浜へ伺い、酢とトマトとレタスをお届けした後ケア活動を開始。私は自分の仕事が終了した後、奥様方とお茶を飲みながら台所でくつろぎながら会話をさせていただきました。

本日の活動は給分浜で終了でした。


今日は私も久しぶりのお風呂に入り、川越のKen-Spirits様より提供いただいた手作りカレーをいただきました。カレーのあまりの美味しさに平沼トレーナーが涙しておりました(辛い?)。


明日は、峰耕寺と荻浜中学校福貴浦へと行く予定です。

平成23年4月5日

7日目

本日はNPO ストレッチング協会理事長 長畑先生が率いるチームストレッチと山田率いるチームリハビリで別れて活動範囲を広げました。

峰耕寺ストレッチ3.JPGペコペット.JPG
チームストレッチは蛤浜をまわり、子供におもちゃをあげてから、峰耕寺へ行きました。峰耕寺ではいつもの体操を行いつつ、別室でパーソナルストレッチを行いました。その後ドライブイン瑞幸へリンゴと生理用品、子供用のおもちゃを届けました。


11時からは約束通り荻浜中学で、個別のストレッチ指導を行いました。終了後、月浦避難所へ日用品を届けた後、チーム長畑は雄勝町のチーム山田と合流。

森林公園筒井10.JPG森林公園筒井7.JPG森林公園稲川3.JPG
チーム山田は、雄勝町の森林公園へ行き、頼まれていたペコペット(灯油を入れる大きなスポイト)と単四電池をお渡ししました。ペコペットを見た時の避難者の方の表情の嬉しそうな顔をみると必要としているものを届けることが本当に重要であると思いました。体操指導と施術を行いました。



その後、雄勝町明神児童公園で活動予定でしたが、皆様のお風呂の時間とかちあってしまいしばらく休憩。

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とりあえず出発前にポリタンク20と森林公園同様ペコペット、さらに飯島整形外科様よりいただいたカレー80食をお届けしました。


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皆さんが入浴から帰ってくる間にチーム長畑と合流し、プランを練りなおしチーム長畑には対岸の避難所へ行っていただきチラシとポスターを置いてきてもらいました。

1週間ぶりに入浴した皆さんをチーム山田とチーム長畑の両チームでストレッチ、運動指導しました。皆様お風呂の後で非常に上機嫌で、会話も弾んでおりました。

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クリニックに戻った後、筒井先生、稲川先生とお別れの挨拶をして本日の活動を終了。

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4月6日0時30分事務局 中島と平沼先生(大東文化大学ラグビー部)到着しました。

平成23年4月4日

6日目

筒井・稲川先生到着.JPG

本日は6時に稲川郁子先生(大東医学技術専門学校)と筒井先生が到着。7時まで休んでもらい出発。今日もおにぎり持参です。



女川4.JPG

今日は、昨日お約束した牡鹿半島の先端の十八成浜避難所へ出発。途中、道を間違えて女川の町役場付近へ行ってしまいました。その光景に呆然でした・・・・・。


十八成浜説明2.JPG十八成浜稲川2.JPG十八成浜筒井5.JPG
気を持ち直して再度十八成浜避難所に向かいました。健康相談、運動指導、施術を開始しました。皆さんと楽しいコミュニケーションをとり、次回も是非という要望をいただきました。


給分浜1.JPG給分浜稲川3.JPG給分浜筒井3.JPG給分浜説明2.JPG
十八成浜を出た後、牡鹿半島を北上して、ボランティアセンターの避難所マップに載っていない避難所を探索して訪問。給分浜の自宅避難されている方へも訪問しました。92歳の腹筋のできるおじいさんを発見し、ケアしました。

その後、さらに北上をつづけると、福貴浦で子供たちが集団で遊んでいる姿を発見。この半島では子供たちが集団で遊んでいる風景はいままで皆無でしたのでビッくりしました。牡鹿半島の避難所は子供がいてもせいぜい一人か二人です。それがここには30名近くの子供がいるとのこと。福貴浦では2か所の避難所に分かれており、一つは高齢者で一つは若い親子で住んでいました。

富貴浦稲川2.JPG富貴浦筒井1.JPG
高齢者のほうの避難所で廃用症候群の予防の重要性の説明、運動指導、施術を行いましました。

稲川先生と筒井先生が活動している間に、東浜小学校まで山田の徒歩で峠を2.5Km超えて到着して、廃用症候群の予防の重要性を責任者の方へ説明して明後日の活動許可をいただき、再び峠を越えて福貴浦の避難所へ戻りました。久しぶりに良く歩きました。


またまた北上し、昨日までがけ崩れで通行止めだった侍浜を通過できるようになったので萩浜中学へ向かいました。

荻浜中.JPG荻浜中1.JPG荻浜中筒井7.JPG荻浜中雄稲川1.JPG
 荻浜中学校では高齢者が避難している部屋で、筒井先生が集団体操指導して、稲川先生のマッサージもサービスしました。その間山田は避難者のいる各教室へ向かい、廃用予防の説明と運動指導、チラシの配布も行いました。犬も筒井先生と一緒に運動していました。


すべての活動を終了してクリニックへ・・・・・・。
本日、大潮のため水位が高く道中の渡波地区が一部水没しておりました。

石巻専修大学のNPOミーティングへ参加し、昨日の大谷川浜の恐怖体験を伝え、女川原発体育館と寄磯小学校の避難所は大きな組織で動いているNPOスタッフで支援いただけるように依頼しました。

チーム長畑到着.JPG

ミーティングの終了前にNPO法人日本ストレッチ協会からサポートスタッフ(小田俊哉先生、与儀健太先生)が長畑先生と一緒に到着。



明日の予定を立ててから本日の活動を終了。

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4月3日までの活動箇所
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4月4日までの活動箇所

平成23年4月3日

5日目

渡部先生と別れ.JPG

朝、渡部先生とお別れをして、8時30分クリニックを出発。




森林公園説明風景.JPG森林公園荒川体操.JPG森林公園ストレッチ3.JPG
昨日、お約束していた雄勝地区の森林公園避難所へ向かいました。
 いつものように廃用症候群の説明をして、荒川先生のナイスな体操で皆さん準備運動をして気持をほぐした後にストレッチ開始。

森林公園牧内.JPG

牧内先生も花粉症の中、頑張ってました!




鮎川風景.JPG

森林公園をあとにして、いつもの牡鹿半島へ向かいました。
本日は昨日まで侵入できなかった牡鹿半島の先端鮎川浜まで向かいました。





小竹浜カレー2.JPG

小竹浜に飯島整形外科様から頂いたレトルトカレー80食分をお届けしました。お昼を過ぎた時だったのですが、小竹浜の方々から味噌のついた焼きおにぎりを御馳走になりました。本当においしくって感動いたしました。



五部浦湾地図.JPG五部浦湾風景2.JPG
 いったん市内方向へ引きかえして、女川方面から鮎川を目指しました。途中の道路はガタガタで地震の凄まじさを改めて実感しました。写真は鮎川へ向かう途中の五部浦湾です。



十八成老人い行為の家.JPG十八成浜背景2.JPG
鮎川の手前の十八成浜の老人いこいの家を訪問。現在の状況をお聞きして翌日の訪問の依頼をうけました。 こちらでは自宅避難されている方もいらっしゃいますので、自宅訪問も行う予定です。 十八成浜を後にして牡鹿半島東部を北上しました。

大谷川浜7.JPG大谷川浜川3.JPG
林道をぬけて鮫浦湾の大谷川浜へたどり着くとそこは堤防、道路が津波でえぐり取られてなくなっており、海の砂でおおわれていました。

ほぼ海面レベルのガタガタ道を進み再度女川へつながる林道へ向かいましたが、途中で封鎖。再び大谷川浜へ戻りました。

先ほどの砂浜の道を通過直後地震速報がなり冷や冷やしました・・・・・。
今まで来た道を戻り、再度鮎川へ。途中往路で通った女川へ通じる道が閉鎖されてしまい帰れなくなるのでは?という不安の中道を探しながら何とか石巻にたどり着きました(途中林道を走っていると再び大谷川浜に戻ってしまいました)。

牧内先生と別れ.JPG荒川先生と別れ.JPG
ミーティング後荒川先生と牧内先生とお別れをしました。

平成23年4月2日

4日目

荒川・渡邊到着.JPG

本日は渡部が報告します。午前2時30分 荒川・渡部がみやぎ東部循環器科に到着しました。


蛤浜子供おもちゃ2.JPG蛤浜歯科衛生用具.JPG蛤浜周辺.JPG

本日もガソリンを10L入れ、まずは、アルケア株式会社様から支援いただいたレガシストや、筑波学園病院歯科口腔外科から支援いただいた歯科衛生用具、また山野井裕子様・板子伸子様より支援いただいた子供用おもちゃ類などを携えて、牡鹿半島の蛤浜へ向かいました。



小竹浜野菜寄付.JPG


蛤浜を出てからは、小竹浜に向かいトマトやキュウリなどの野菜をお届けしました。


峰耕寺体操4.JPG峰耕寺渡邊施術.JPG
次に向かった峰耕寺にも野菜を届け、荒川によるストレッチ体操や、牧内・渡部による施術を行いました。



その後、荻浜小学校で、牧内による施術と渡部によるストレッチ体操を行いましたが、この時震度4の余震発生、但し住民の皆様はあわてることなく、落ち着いてやり過ごしていました。こちらでは。みやぎ東部循環器科から支援いただいた医療用弾性ストッキングや、腰痛が強くなり歩行が困難になった方へ、腰部に対するエラスティックバンデージの支援を行いました。



次に大きく方向を変えて昨日ご要望のあった雄勝町の避難所へ向かいました。雄勝町森林公園でもストレッチ体操や施術を行う予定でしたが、急遽自衛隊による入浴介助が始まったため、キャンセルとなり少し残念でしたが、皆さんが待ちわびていた入浴であったため、さぞ気持のよい時間が過ごせたのではないかと思います。

明全ガスボンベ寄付.JPG明全施術牧内1.JPG明全ストレッチ4.JPG
明全杉良太郎カレー炊き出し.JPG明全ワンコ3.JPG
最後に伺った雄勝町の明全児童公園では、つくば市民大学から支援いただいた、ガスボンベやコンロをお渡しして、荒川によるストレッチ体操(こちらでは整体・整体といわれていました)、牧内・渡部による施術を全員に行うことができました。この時夕刻に差し迫ってきていましたが、皆様から私たちに夕食をご用意いただきました(なんだか申し訳ない気持ちでしたが、ありがたく頂きました)。尚、カレーは杉良太郎支援によるものとのことでしたので、思わず、写真をパチリと取りました。

連絡会議MD分科会2.JPG


すべて終了後、石巻専修大学でミーティングを行いました。



明日は8時の出発です。

支援地域.bmp
現在のMETによる支援地域エリア

平成23年4月1日

3日目

NPOストレッチング協会理事長の長畑氏と平賀先生は、本日(1日)AM2時に無事に帰ってまいりました。
お疲れ様でした。

菊地院長.JPG

朝、菊地院長から雄勝町の情報をお聞きしました。雄勝病院は、屋上まで津波にのまれてほとんどの医療従事者の方々と患者様達が犠牲になったそうです。



本日はガソリンの補給を初めて行いました(20L)。ガソリンを持っていって非常に良かったです。
ガソリンを満タンにした状態で9時ちょうどにクリニックを出発。昨日お約束した蛤浜の避難所へ!

渡波地区工場2.JPG石巻市立病院.JPG
 道中、渡波の水産加工工場のある通りを通過いたしました。工場のある町の廃墟のなかに、石巻市立病院が確認することができました。病院はまだ残っておりました。


蛤浜へカセットコンロ.JPG

蛤浜では、つくば市民大学から支援いただいたガスボンベとカセットコンロをお渡ししてから、同地区の自宅避難民宅へ向かいました。


蛤浜居宅避難者1.JPG


自宅避難者宅ではラジオのスイッチが横文字で読めないから日本語で書いたものをテープで張り付けてほしいというリクエストに応えました。



蛤浜子供とラグビー4.JPG蛤浜子供と牧内2.JPG瑞幸へガスボンベ.JPG
外で子供たちとラグビーボールで遊んだ後、「ドライブイン瑞幸」へ弾性ストッキングをお届けにおきました。瑞幸では来週水曜日に訪問の依頼をうけました。瑞幸さんへは飯島整形外科様から頂いた春雨スープをお渡しいたしました。



雄勝町風景1.JPG雄勝町風景2.JPG
 瑞幸を出てからはいったん町の中心地へ向かい、そして北東方向に大きく進路を変え、林道を抜けて雄勝町へ向かいました。

雄勝地区への林道(雪).JPG


道中には雪が残っており、地割れによる被害も認められました。


雄勝町庁舎.JPG雄勝町森林公園1.JPG
雄勝町庁舎にある災害対策本部へ伺い、我々の活動を説明し、適した避難所をご紹介いただきました。ご紹介いただいたのは雄勝町森林公園と明全児童公園の避難所でした。森林公園では本日は参加対象となる高齢者の方へ廃用症候群の予防についての説明とポスターを貼らせていただき明日の15時にストレッチ教室の依頼をうけました。

廃用性筋萎縮.JPGストレッチ教室.JPG
廃用症候群についてのポスター(漆畑作)とストレッチ教室のポスター(猪俣コージ作)です。



明全児童公園避難所へボンベ.JPG

明全児童公園では16時半から同様の依頼と柔道整復師による施術の依頼を受けました。明全児童公園では、自宅避難者の方へ配るガスボンベが足りないとのことでしたのでつくば市民大学から支援いただいたボンベをお渡しいたしました。



本日は潮が高く、道路のすぐそこまで海水面がきていたので、海水に浸かってしまうと潮が引くまで帰れないので本日の活動はそこまでにしてクリニックに戻りました。

病院の泥掃除.JPG


まだ明るかったので、病院スタッフの方々と駐車場に堆積したヘドロを掃除いたしました。


19時からは石巻専修大学で行うボランティアミーティングに参加し情報交換をいたしました。
明日は7時30分の出発です。

平成23年3月31日

現地ボランティアミーティング

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30日19時より石巻専修大学で行なわれた、総勢100名近くの代表者会議に参加いたしました。
我々はメディカル分科会に所属しました。そこで本日の活動報告や他のNPOやボランティアの皆さんと情報交換いたしました。


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本日31日は、北上町の高齢者福祉センターなど、三陸町との境や牡鹿半島の奥地にまだ状況把握されていない方々へのサポートを行う予定です。個人でボランティア参加の浜松大学の教授の渡邊先生と一緒に行動する予定です。

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渡邊先生とお別れ.JPG
8時にみやぎ東部循環器科を出発し、昨日お知り合いになった浜松大学の渡邊先生(写真真ん中)と石巻専修大学のボランティアセンターで合流いたしました。そこで日本財団の在宅支援をしているボランティアの方々へ、武蔵丘短期大学様よりいただいた、シュラフとアウトドアマットを4つ寄付いたしました。また門上様よりいただいた歯ブラシも、同様に寄付いたしました。大変喜んでいただけました。


110331_095456.jpg蛤浜風景3.JPG蛤浜避難所看板.JPG
牡鹿半島では蛤浜より活動を開始しました。
ここも小さな避難所で近所の人同士が集まって自分たちで避難所を運営しておりました。


蛤浜説明.JPG蛤浜ストレッチ風景4.JPG
活動内容はいつもと同じで廃用症候群の予防の重要性を説明し、
皆さんとストレッチして軽く体操して終了しました。

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ストレッチと同時に牧内先生の希望者への施術も行いました。
ハンドクリームとうがい薬、手の消毒用アルコールを寄付しました。



蛤浜では、避難所の周りを遊ぶ子供たちと人懐っこいかわいい犬がいました。
子供はサッカーをやっているとのこと。
この津波の中でサッカーシューズが無事だったことを話ししてくれました。


蛤浜の避難所で在宅避難者の情報が入りましたので、避難所で翌日10時に訪問することを約束した後に在宅避難者のご自宅を訪問しました。

蛤浜民家訪問3.JPG蛤浜民家訪問5.JPG

そのお宅では山田の医療相談と平賀先生、牧内先生に施術をしてもらいました。
そこでもハンドクリームとうがい薬、手の消毒用アルコールを寄付しました。

折浜峰耕寺1.JPG折浜峰耕寺ストレッチ2.JPG折浜峰耕寺(平賀1).JPG

蛤浜で活動後、昨日訪問した折浜の峰耕寺へ11時に約束に間に合うようにいったん半島の根元へもどり峰耕寺へお伺いいたしました。昨日よりも人数は増えており、皆さんと一緒にストレッチ等を楽しみました。
そこではアルケア株式会社様より提供いただいたスポーツ用の弾性ストッキングを必要とされる方へ下腿浮腫予防のために提供させていただきました。


その後、4月2日11時に峰耕寺に再度訪問することを約束したあとに、再度牡鹿半島の先へ車を進めました。道中、朝みんなで握ったおにぎりを昼食としました。

瑞幸10.JPG

走行中、偶然ドライブン瑞幸という避難所を発見しました。そこは家族中心の人数の少ない避難所でした(近所の方も避難されていました)。


瑞幸5.JPG瑞幸7.JPG

対応は個別で行いました。山田は下腿浮腫がある高齢者へ診察および弾性包帯の巻き方を家族の方へ教えながら処方しました。うがい薬、手の消毒用アルコール、ハンドクリームを差し上げましたら、若奥様たちがハンドクリームを喜んでくれました。綿棒も寄付しましたが非常に喜んでいただけました。


ドライブイン瑞幸1.JPG
避難所では健気に微笑む子供たちに会いました。子供たちはダンスボランティアの方々が訪問してくれたそうで、ダンスが楽しかったと言っておりました。そこのドライブインは旅館もやっており、クジラ料理を出すようです。是非町が落ち着き、仕事が再開したら宿泊し、クジラ料理を楽しみたいものです。


荻浜風景2.JPG荻浜小学校.JPG
瑞幸を出た後に、さらに進み荻浜小学校の避難所を訪問。
荻浜小学校は子供は一人しかいないとのこと。

荻浜渡邊先生1.JPG荻浜平賀3.JPG荻浜牧内1.JPG
通常どおり高齢者の方を対象に廃用症候群の予防のお話と軽い運動運動を行い、牧内先生と平賀先生に施術を行ってもらい、4月2日の13時に伺うことを約束して出発しました。ここでもハンドクリームと消毒用アルコール、綿棒を差し上げました。


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次に荻浜中学校へ向かうつもりでしたが、途中土砂崩れで道が突然断たれました。仕方ないので方向を今度は市内を通りこし、南三陸町との境に位置する北上十三町へ向かいました。そこの光景は想像を絶する状態でした。



北上町十三浜高齢者福祉センター.JPG
われわれは、昨日ボランティアミーティングで情報をもらった「高齢者福祉センターはまざき」に向かいました。ここでは、みな昼間は家の片付けなどで元気に動いており、運動不足の高齢者はいないとのことでした。
高齢の方はデイサービスのベッドで休むことができるようです。



 どこの避難所でもそうですが、運動を一緒に行うと自然と皆様緊張がほぐれ、会話がはずみいろいろな情報がいただけます。その中でも気づくことですが、多くの避難所が物資は届くようになりQOLに来ていると感じました。明日も新たな避難所へのアプローチを試みます。

平成23年3月30日

第一陣スタッフ到着

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東松島市の現状が送られてきました。
向かっている途中のガソリンスタンドは、栃木県と宮城県のサービスエリアで順番待ちなしで入れられました。やはり関東同様にかなり数日でガソリンの状況は改善した模様。でも現地の状況は悲惨でガソリンどころではありません…。

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今回METの拠点となる「みやぎ東部循環器科」です。
この付近は28日より電気・水は回復したそうです。


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支援物資を搬入しているところです。

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本日、東松島災害対策本部に出向き、行動方針を決定いたします。

スタッフ現場へ

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AM8時30分 みやぎ東循環器科出発。石巻日赤病院に挨拶に伺いました。


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石巻専修大学ボランティアセンターに避難所の状況を調べに行きました。


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小竹浜に向かう途中の石巻市の旧市街地の風景です。


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小竹浜に向かう途中の石巻市の旧市街地の風景です。

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午前中は牡鹿半島の根元の小竹浜と折浜に行き、運動指導を開始しました。
左がMET理事長 山田、 右がNPO日本ストレッチング協会理事長 長畑氏。


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山田・長畑氏、廃用性筋萎縮防止体操指導。


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平賀先生、廃用性筋萎縮防止体操指導。


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牧内先生の施術風景。


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廃用性筋萎縮防止のポスターを掲示。


物資は非常に恵まれている様子ですが、避難所によっての格差があるようです。
水は、山から沸き水を汲んで飲んでおり、薪で火をおこしています。
漁村の高齢者の方々は非常に元気で、笑顔がとても素敵でした。

明日は、牡鹿半島の先まで行き、廃用予防をさらに普及させていきます。

平成23年3月29日

第一陣スタッフ出発

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理事長の山田を隊長として、NPO日本ストレッチング協会理事長長畑氏、平賀先生、牧内先生(牧内接骨院)の四名にて、宮城県東松島市へと出発しました。車二台には支援物資等が満載となっておりました。